環境機器開発部会
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■アオコ除去技術
(1)正式名称:アオコ除去 アオコ対策 アオコ退治の新技術
(2)アオコ(藻類)と微弱超音波によるアオコ除去・水環境改善提案

提案概要:装置は直進水流発生型・微弱超音波とその水流で表層水を深層に導く導波管の2つにより構成される。
本装置は表層を覆うアオコを自らが作り出した溶存酸素(水に溶けた状態の酸素)共々底層に送り込む。
アオコは導派管通過中に超音波照射を浴びる。
水中超音波は水の中では秒速約1.4kmの早さで伝搬するが、そのエネルギーは水とのインピーダンスの最も大きいアオコ細胞中の浮き袋(ガス胞)で消費され、結果としてガス胞のみを破壊(強力超音波は不要)する。
また、この際の揺さぶりによりアオコ・コロニーを取り囲みワムシ等の攻撃から自らを守ってきた寒天状物質(シース)も同時に破壊される。
浮上能力を失ったアオコは2度と浮かび上がることはなく、底泥部で他のバクテリアの捕食対象となる。
一方、導波管からはアオコ由来の酸素を大量に含んだ表層水がゆっくりしたスピードで酸欠状態の下方部に供給される。
重要なのはアオコ(藍藻)は光合成能力が非常に高く、日中ここで作られる酸素は溶存態過飽和である点である。
水質浄化で一般的に行われているエアレーションはその約8割が窒素で、更にその大半は泡となって大気中に再放出してしまい見た目ほどの効果は期待できない。
アオコという覆いの取られ湖沼の生産層(光が入光する深さ)は大幅に拡大し,全体のCODは改善され沈水性植物が復活する。
超音波照射により浮遊制のアオコが発生しなくなった場合、表層付近を漂うガス胞を持たない緑藻、褐藻類がその役を担う。
ガス胞を持ち表層を占拠するミクロキスティスの様なアオコは除去、減少し、水環境全体が改善に向かう。   
      
キー・ポイント:

1.直進水流発生型超音波振動子と導波管を用いて表層を覆うアオコを底層部に送り込む。遮光原因の排除
2.アオコの光合成能力を底層部のエアレーション手段に利用する。光合成の利用
3.アオコ集積にポンプでなく風力を利用する。自然エネルギー活用
4.全水量を対象とせず、アオコが集まる表層水を使い底層を改善する。浄化ターゲットを決める
5.沈水性植物、魚介類復活水域を作り、徐々に拡大する。生態系回復エリア形成

※特許取得済
※価格は湖沼の規模によって変動します。

左:アオコバスター設置中の池/右:設置しない池