■「物流ニッポン」誌へ掲載 (効率化推進研が初会合)  (02/02)

 

空コンテナ輸送
効率化推進研が初会合 -京浜地区ー
 

【東京=石井麻里】
物流事業者、非営利組織(NPO)、学識経験者、行政関係者が参加するからコンテナ移動効率化推進研究会は1月27日、初会合を開いた。

輸出入のアンバランスによって生じる空コンテナ輸送について、様々な角度から効率化策を探るのが目的。京浜地区の海上コンテナ物流に関する現状報告と問題提起に基づいて、意見交換を行った。

京浜地区では、輸入が東京港、輸出は横浜港というケースも少なくないため、東京ー横浜で空コンテナの横持ち輸送が発生している。東京から横浜にコンテナに運んだトラックが帰りは空で走行しているケースも多く、非効率が問題となっている。

また、ディーゼル車通行規制の影響で、貨物の増加に対してトラック不足の状況も一部で出ており、ヘッドとシャシーの効率運用が緊急課題として浮上。さらに、トラックの無駄な走行やゲート待ち渋滞について、環境保全の観点からも改善が求められている。

こうした中、省エネルギー輸送対策会議(ESCOT,藤本治生理事長)は昨秋から、空コンテナの効率輸送を多角的に議論する場を検討。東京海洋大学の渡邉豊助教授、関東地方整備局、東京港埠頭公社(瀬田梯三郎理事長)、横浜市港湾局のほか、東京都港湾局もオブザーバーとして参加した。

初会合では、関東地方整備局で進めている「景品港におけるコンテナ輸送効率化検討調査」の概要が説明された。また、ベイエリアおよび内陸ー港頭地区で空シャシーと空コンテナをマッチングさせる「空コンテナ管制サービス」の実績についてESCOTが報告。

今後さらに課題を絞り込み、物流事業者などの参加を募る。