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「車両不足、アライアンス促す」
年末繁忙期 海コン輸送「明るい展望」
12月の繁忙期を見買え、京浜地区の海上コンテナ輸送がタイトになってきた。 荷主の輸送ニーズは急増しているのに、ディーゼル車規制の影響で車両不足が深刻化する中、横のつながりが希薄だった海コンドレー会社間で連携を探る動きが出ている。
また、東京港の各コンテナターミナル(CT)が円末年始のゲート搬出入作業で、相次ぎ柔軟な対応に乗り出している。ドレー会社に「明るい展望」が見え始めた。『東京=石井 麻里』
「京浜地区」
●賛同
十月の首都圏ディーゼル車通行規制開始から3ヶ月。以前から「廃業や減車などで、コンテナ車両が足りなくなる」との観測が流れていたが、それほど目立った変化はなかった。しかし、クリスマス商戦を前にした11月末から事態が一転、各社から「ドレーがパンク状態」との悲鳴が聞かれるようになった。
海貨事業者からオーダーが入っても、断れざるを得ないケースもかなりある。「現状で手いっぱい。協力先を確保するのも難しくなった。」と車両不足を訴える会社は多い。一方、「従来のように何でも引き受けるのではなく、採算が取れる仕事を選ぶことで、経営も改善するのでは」との期待もささやかれている。
ドレー会社間で協力関係を強める動きもでてきた。省エネルギー輸送対策会議(ESCOT、藤本治生理事長)が開いた今月12月の会合では、ドレー会社から画期的な連携事例が報告された。
「自分のところだけで何でもやろうとするのではなく、ネットワークを使い、各地域に強い事業者とのアライアンスに取り組むべき」との意見に、多くの賛同が集まった。
●朗報
年末にかけて、コンテナターミナルでは貨物の取扱量が増大する。各ターミナルも年末年始のゲート搬出入作業のスケジュールを発表、いよいよ慌しくなっている。既にヘッド、シャシーとも満杯状態のドレー会社にとっては、ピーク時に対応するための車両の回転率アップが必須となる。
各ターミナルは荷主の輸送ニーズを想定し、ゲート混雑を極力緩和するため、昼休みのゲートオープンやゲートの受付終了時間延長などに着手した。これは、少しでも回転率を上げたい
ドレー会社にとって朗報だ。
たとえばダイトーコーポレーション(土橋竜彦社長、東京都港区)の大井2号ターミナルでは17−26日と1月5−16日の平日搬出入作業を午後5時まで延長(空コンテナの搬入は午後4時半の並びまで)。
さらに、木曜、金曜日の昼休みゲートオープン、17日、24日の水曜日にもトライアルオープンを実施する。
東海運(岩間貞三社長、中央区)の大井5号ターミナルは17−26および1月5−16日の平日、実入りだけでなく空コンテナの搬出入もゲート終了札掛け時間を午後5時まで延長。
鈴江コーポレーション(鈴江修至社長、横浜市中区)の青海A4ターミナルでは、15−19日、22日、24−26日はゲート終了時間が午後5時、20日、27日は午後2時まで。
各ターミナルから東京都トラック協会の海上コンテナ専門部会(大友総一郎部会長)に入った連絡によると、何末年始のゲート搬出入作業で、ドレー会社の個別の要望にも柔軟に応じる意向を示したところもあり、ドレー会社では期待をにじませている。
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