| ■「物流にっぽん」誌に掲載 (環境物流実現へ再利用を円滑化)(12/09,2002) | |
|
ESCOT 「紛失リスク最小限に」 『東京=石井麻里』 省エネルギー輸送対策会議(ESCOT、藤本治生理事長)は国際間の梱包材リユース管理システムを開発、今月中旬から本格稼動させる。国内外に流通している梱包材について、ロケーションごとの在庫は状態をWeb上で管理。
ユーザーが国際物流で使用する数種類の梱包材を総量で把握し、各海外拠点で出荷と入荷情報をインターネットで入力。梱包材の位置や状態(実入り、空、バックヤードで保管中)に関する情報をWeb上で共有し、最適なオペレーションを行う。 これにより、海外の拠点での紛失リスクを回避できるとともに、どの流通過程で紛失したのかも追跡調査が可能になる。まとまった出荷がある時でも事前にパレット在庫を操作できるので新たに購入する無駄を抑えられ、コスト削減につながる。 システムはアプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)で提供するほか、顧客の要望があればカスタマイズにも対応。グローバルに貨物を扱う荷主、海貨・倉庫会社、海外の工場などを潜在顧客と見ている。 同システムの開発を機に、ESCOTでは物流コンサルティング事業のうち情報開発部門を強化。専属のシステムエンジニア(SE)が空コンテナ求車求荷マッチングサイトなどを手掛けてきたが、今後は中小物流会社など一般企業向けの開発、導入支援を行っていく。 藤本理事長は「非営利組織(NP0)法人としてシステムを開発するので、従来の十分の一程度の費用を設定している。環境にやさしい物流をサポートするシステムという条件に合えば受注していきたい」と話している。 |