「日本海事新聞」誌に掲載 (1/31,2002)  

「海コンの梱包材再利用へ
ー「市場」開設を検討ー   ESCOT  


 インターネット上で国際海上コンテナの内陸輸送時の空スペースの取引市場を運営する環境NGO(非政府組織)「省エネルギー輸送対策会議」(ESCOT=http://www.karacon.com)は、こん包材の再利用にむけて「こん包材市場」を開設する検討に着手した.。
 
 1月半ばにESCOTの利用者と輸出入企業の約2600社を対象に、コンテナに貨物を詰め込む際に使用しているこん包材の種類・サイズなどについて、アンケート調査を実施。現在、回答を集計しており、事業化では民間のパレットリース会社とも協力する方針だ。  

ESCOTは物流効率化と環境保全に取り組む任意団体として1997年4月に発足。国際輸送の省エネ・省資源化の推進を目的に、99年から「日本空コンテナ市場」を展開している。  

会員は1月現在、海運会社、運送会社、コンサルティング会社、NVOCC、荷主企業など約690社。中立性を高めるため、昨年11月1日にNPO(非営利組織)の申請を提出し、3月初めに登記が完了する。  

  空スペースと貨物のマッチングは、輸入車が内陸まで持ち込んだコンテナを近隣の輸出者に回すケースが大半。荷主や物流会社は空回送コストを削減でき、物流効率化につながる。国際海上コンテナは1回だけ国内貨物を輸送できるが、内貨で空コンテナ市場を利用する荷主はまだ少ない.  

  会員企業の内陸デポは東日本を中心に全国で24ヶ所。ESCOTは、どのデポにどの船社のコンテナが何本あるかを管理しており、コンテナの差し替えも可能という。  

関係者によると、空コンテナ市場の利用件数は、年々増加しており、運用本数が月間1000TEUを超える海運会社もみられる。


-------------------------------日本海事新聞1/31--

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