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空コンテナ利用、ネット市場始動
(本文)
「物流コスト削減」
コンテナから荷物を取り出した後の空コンテナの利用権をインターネット上で売買する「空コンテナ取引市場」が誕生した。 運営主体は陸・海運会社などが参加している省エネルギー輸送対策会議(略称エスコット、東京・江東・松原克志議長)で、殻コンテナ情報と荷主の運送情報を組み合わせることで、物流コストの削減に加え、地球温暖化ガスの排出削減など環境保全効果を狙う。非効率な片荷運送の改善に、環境面から取り組む初の試みとなる。
エスコットが運営・管理するホームページには大手電機・自動車メーカー、総合商社などの荷主や、運送会社、損害保険会社など約百社が会員登録。このほど取引をはじめた。
ネット取引では輸送会社が空コンテナの出発地や提供期間などの求荷情報をホームページに入力。荷主もいつ、どこで、どれ位の規模のコンテナが必要になるといった求車情報を登録する。
「温暖化ガスも抑制」
提示された求荷・求車情報は条件がある会員に自動送信される。 求荷・求車一覧の検索も可能で、取引価格などは当事者間で交渉する。空コンテナの利用により、荷主は輸送コストを従来に比べ3−4割削減できるという。
約6b長のコンテナ換算で年間1000万d以上の海上コンテナが国内に陸揚げされているが、ほとんどが無駄な片荷輸送となっている。エスコットは新しいネット取引が「隠れた物流資源の有効利用と環境問題の改善につながる」とみて、荷主などの積極的な参加を呼びかけている。
通産、運輸両省も2000年度中にネット上でトラックの物流情報をやりとりし、荷物の輸送契約を成立させるシステムを立ち上げる予定。エスコットは同システムと空コンテナ取引市場を連携することを両省に提案している。
(エスコットのホーム−ページはhttp://wwww.greenangels.to/escot/index.html)
-----------------------------日本経済新聞1/22,2000--
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