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空コンテナ市場スタート
「CO2削減に効果」 環境NGOが運営 ネット上で取引
(本文)
コンテナ輸送の不効率な片荷状態に着目し、輸送の効率化によるコスト改善とCO2排出抑制などの環境保全を両立させる新たな空コンテナ市場が立ち上がった。インターネットによる情報の交換で取り引きが可能になったもので、今後の物流のあり方にも大きな影響を与えそうだ。
輸出入などの海上輸送を行う際、陸揚げ後のコンテナ輸送の90%以上は港から目的地まで、あるいはその逆というような片荷状態の空車輸送が一般的になっている。現在その量は約6メートル長のコンテナ換算で年間1080万個に及んでいるが、大型トレーラーでの空車輸送はCO2排出、大気汚染、交通騒音などの面からも問題視されている。
今回インターネット上に立ち上げた空コンテナ市場は輸出入を行っている荷主企業のほか、国内荷主企業、海上輸送会社、国内輸送業者、国内輸送会社など関連が空コンテナの返却や回送に伴う移動を商品化し、未利用物流資源をスポット取り引きするもの。これまで運送業界のなかでのローカルネットワークというものは行われていたが、荷主を中心にした物流のスポット市場まで立ち上げたのは今回が初めて。
現在同市場は、内陸に12ヶ所の中継箇所を確保し、東日本エリアの22都道府県で取り引きがスタート。
すでに約100社の荷主企業などが会員登録を行っている。インターネット上では空コンテナ取り引きによるCO2削減効果も数値化されており、企業の環境貢献という点からも注目を集めそうだ。
ネットの運営を行っているのは、環境NGO団体の省エネルギー輸送対策会議(略称エスコット、東京都江東区、03-3649-8812、http://www.greenangeles.to/escot/index.html)で、弁護士、学識経験者、物流有識者、市民などが参画している。
-----------------------------------------------環境新聞11/17,1999--
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